日米のルーツを両手で受けとめて Chinaha が新作Blue Moon Saloon リリース・パーティ開催


人もまた皮を脱ぎ捨てる。

Chihanaのサード・アルバム『Blue Moon Saloon』を聴いてそう思った。 ドブロを抱えデビューしたのは二十歳のころだったか。 どうしてもブルースの文脈で紹介されることが多かった。

だが、その外見や歌い口から、回りもそしておそらくは本人も

どこか居心地の悪さを感じていたのではないだろうか。

それが本作では、ぬぐい去られている。

彼女が愛してやまないカントリー・ロック、歌謡曲。 そしてステージではおなじみの ジェシ・エド・デイヴィス「ロックンロール・ジプシーズ」。 20代の女性が感じるとまどい、あこがれ、強がり、信じる気持ち。

そうした繊細な心の動きが感じられる。

歌声がしっかり耳をとらえるようになったのも大きい。 決して卓越したヴォーカリストではないが 丁寧に言葉を紡いでいる。

特に「港の見える丘」は、まさに“ハマった”と思えた。

懐かしい歌謡曲だが、ノスタルジーではない。 そこには、今を生きる若い彼女が両手でしっかりつかんだリアルな体温がある。

日米のルーツ・ミュージックを受け継ぎながら

ギターを抱えた歌姫は、ポップスへの階段を上がり始めた。 9月のリリース・パーティに続き 10月にはニューヨークでのライブも予定されているとか。 何かと楽しみだ。 リリース・パーティ(BAND)

◆日時 9月19日(月・祝) 18:00open/19:00start ◆会場 赤坂 Country House ◆料金 \3,240+drink ◆出演 Chihana(vo,g)、山口玉三郎g、 尾崎博志pedal steel 大山憲治b、椎野恭一dr

◆問合わせ 03-3583-9287

(SOLO) ◆日時 9月17日(土)18:00open/19:00start ◆会場 Aratetu Underground Lounge(新橋) ◆料金 投げ銭+飲食代 ◆問合わせ 03-6317-8161 -------------------------

Blue Moon Saloon (Bue Bayou Records BBR-006)

¥2,000(tax in)

1.Ship of Sin 2. Good Good Times 3. 光る詩 4.Songbirds 5.Ride On,Slide On 6.Rock&Roll Gypsies 7.Love Letters 8.I Get No Blues On Monday

9.港が見える丘 10.夢だったみたいに http://www.chihana.org/