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映画『サイドマン:スターを輝かせた男たち』


映画『サイドマン:スターを輝かせた男たち』(Sidemen: Long Road To Glory)が、12月22日から東京・新宿のK's cinemaほかで順次公開される。 マディ・ウォーターズ・バンドのスパイス、パイントップ・パーキンス(p)とウィリー・“ビッグ・アイズ”・スミス(dr)、永らくハウリン・ウルフの相棒を勤めたヒューバート・サムリン(g)――シカゴ・ブルースの両巨頭ではなく、彼らを支えたサイドマンに光をあてたドキュメンタリーである。 よくぞ、と思う。

サイドマン――バンドを愛する者にとって、この胸騒ぎのする響き。 中でも私たちを惹きつけてやまないシカゴ・ブルースは アンサンブルの美学ともいえる音楽だ。

彼ら“サイドマン”一人ひとりの職人技が、 親分たちを5倍にも10倍にも輝かせて見せ、

そしてロックへと続く、バンド・サウンドの道筋をつけてくれたのである。

そんなサイドマンに光をあてた 監督のスコット・ローゼンバウムは、間違いなく音楽を愛している人だと

直感した。

ウッドストックに行ったことがあるという伯父の影響で、ロックを聞き始めた ローゼンバウムは、ザ・ローリング・ストーンズの『ラヴ・ユー・ライヴ』、中でも「マニッシュ・ボーイ」が好きだったという。 その後、ザ・バンドの映画「ラスト・ワルツ」で彼は初めて、「マニッシュ・ボーイ」がマディ・ウォーターズのナンバーであると知り、夢中で追いかけるようになった。

2011年に彼らが相次いで亡くなったことで、当初の構想だった「ラストワルツ」のような映画を撮影することはかなわなかったが、グレッグ・オールマン、ジョニー・ウィンター(2人もまたこの世にはいない)、キース・リチャーズ、エリック・クラプトン、ボニー・レイット、ジョー・ペリー、ボビー・ラッシュ、そして次世代のシェメキア・コープランドやデレク・トラックス、ケニー・ウェイン・シェパードらが、彼らへの思いを熱く語る。 彼らの発言に、私たちブルース・ファンの思いの重なるところも多いだろう。 また、3人が、シュガー・ブルー、ロバート・ストロガー、ボブ・マーゴリンとともに「ザ・パーフェクト・エイジ・オブ・ロックンロール・ブルース・バンド」としてツアーに出た際の映像(ゲストにエルヴィン・ビショップ)も見どころだ。

3人のレジェンドは、どのように記憶されたいかと尋ねられるとこう言ったそうだ。 ブルースを生かし続けた者として、また若い世代のミュージシャンのインスピレーションとなった者として記憶に残されたい、と。 レジェンドたちの姿をこの映画で永遠に刻もう。

[出演]

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パイントップトップ・パーキース ウィリー“ビック・アイズ”スミス ヒューバート・サムリン グレッグ・オールマン/ジョー・ボナマッサ/シェメキア・コープランド/ロビー・クリーガー/ジョー・ペリー/ボニー・レイット/ケニー・ウェイン・シェファード/ティム・レイノルズ/スーザン・テデスキ/デレク・トラックス/ジョニー・ウィンター/ポール・ネルソン/ボビー・ラッシュ/スコット・シャラード/ウォーレン・ヘインズ/エリック・クラプトン/キース・リチャーズ and more

監督:スコット・ローゼンバウム

2016年/80分/カラー・モノクロ/ ◆12月22日(土)新宿K's cinema

12月21日まで特別鑑賞券 1,500円(ポストカード付き)販売中

以下、アメリカでのトレーラーとなります。

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