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[後編] 4人で走り続ける。 生まれついてのバンドマン! 三宅伸治 & The Spoonful インタビュー

三宅伸治 Spoonful

◆◆やれることをやるしかない。Spoonfulだからできること。

――KOTEZさんは、ほぼ毎日ライブを続けてきてそれが叶わなくなりましたよね。このレコーディングで変わったところはありますか。

KOTEZ● 吹っ切れました。もういいや、やれることをみんなやろう。好きなことやろうと。やっぱりレコーディングは大きなきっかけになりました。最初は配信も懐疑的でしたけど、このままじゃ、ヤバい!取り残されるって。好きなプロレスもヒントになりました。無観客で試合しているんですけど、うまい人には引き込まれるんですよ。配信は怖い。でも今は、逆にチャンスだなと思ってます。

三宅● やれることをやるしかないというのは同じ気持ちです。バンドマンは不規則だけどリハ、本番、打ち上げの毎日だった。それが仕事がなくなり、いつ寝てもいいし、いつ飲んでもいい生活になって。生と死とまではいかなくても、この期間にみんな自分という存在の意味、価値を考えたと思います。

ジュニア● 年内のホールの仕事もみんな飛んで、家族に食事を作ったりしながら、俺は何をやりたいんだろうなと考えてました。

KOTEZ● 自粛中にジョニー・バーギンと日本のブルース・ミュージシャンがセッションした『No Border Blues』が、アメリカのブルースの名門デルマークからリリースされましたよね。あの中に日本語で歌う<Mada Sukinanda>を入れましたけど、あれも三宅さんと一緒にやっていることにつながっているんですよ。

――茜ちゃんはズクナシからこのバンドに入って、いろいろな面で変わったのではないですか。

茜● 音楽的に3人からは刺激しかないです。

三宅● ジュニアのベースがあり、そしてKOTEZとオレがいることで、一定のグルーヴが存在するから大変だったと思いますよ。でも反応が早いし、どんどん吸収してますよね。今日の配信ライブでも落ち着いてカウントを出してたね。

KOTEZ● <ブギで生きよう>の時、かなりアドバイスしたよね。みんな2拍4拍がブラック・ミュージックだと思って、ブギをシャッフルの延長で叩くんだけど、「1」「3」で叩けばいいじゃんって。ミシシッピのジェリー・ロール・キングスもそうだし、ニューオーリンズも(拍は)アタマなんだよね。

茜● ブギが分からなかったんですよね。なんだろうって思ってた。

KOTEZ● ハーモニーのアイデアを出したり、宅録の経験を活かしたアドバイスしたりジュニアさんの存在は大きかったよね。

ジュニア● 新鮮でしたよ。普段みんな別のプロジェクトで忙しかったし、コロナがなければここまで煮詰めなかったかもしれないね。

三宅● ツアー先で飲みながら話すことはありましたけど、レコーディングしながらこんなにみんなで意見を言い合えたのは、すごくよかったですね。楽しむことが一番ですけど、今までライブで喰っていくことに甘えてたなと感じた部分はあります。ライブでももっと違うやり方があるのかなと思っています。

三宅伸治 Spoonful

◆◆次の歴史は4人でつくる!

――そもそもこのバンドが形になったのは?

茜● 私はズクナシで三宅さんに『陽だまり』をプロデュースをしてもらったのが最初。バンドとしては、3年ぐらいになるんじゃないですか。

三宅● 2011年のフジロックで三宅伸治バンドが、ホトケさん(永井ホトケ隆)、(近藤)房之助さんたちのサポートをしたことがあったんです。そのときにジュニアとblues.the-butcher-590213で主演したKOTEZが並んで盛り上げている姿が印象的だった。バディ・ガイが出演をキャンセルしたときだよね。

KOTEZ● あの時かぁ。三宅さんとジュニアさんの形があるところに俺と茜ちゃんが入ったようなものだったから、僕は当初、セッション的なアプローチで飛び道具みたいな気持ちで参加してました。いわばビートルズからオリジナル・メンバーが抜けたような状態で、お客さんの目もあったから。でも今はいい時期にバンドに参加できたと思ってます。

三宅● 「三宅伸治&~」と名乗っているのは、Spoonfulだけじゃ分からないというだけじゃなく、自分のバンドだっていう意志表示でもあり、オレの歴史の流れの上にあるバンドだよという気持ちからなんです。

KOTEZ● 茜ちゃんは大変だったと思うよ。

茜● やっぱり最初は悩みました。歴史みたいなものがあるから。

ジュニア● いや、ぶち壊していいんだよ。

KOTEZ● その方がいいよ。全然違うアプローチを期待しているから。

――引き続きレコーディングの予定もあるのでしょうか。

ジュニア● マスタリングをどうしようかと思っていたとき、アビーロード・スタジオに在籍するエンジニアが請け負うサービスがあることを知ってすぐメールしたんですよ。試しにお願いしたらすばらしい仕上がりで。シングルでのリリースを見越して<Life Line>と<ムーンライト>を依頼しました。

三宅● アルバム全曲依頼したかったんですけど、基本が12inchらしいんです。

ジュニア● 13曲だと予算オーバーだしね。プレスの都合があるから、まだいつリリースするか決まってないんですけど。

――7inchも、今回同様あっという間にリリースされるかもしれませんね。

三宅● 8月は恒例の磔磔、TOKUZOでの3days<三宅伸治の真夏の夢>も決まっています。よろしくお願いします。 KOTEZ● ミュージシャンにとってサバイバルな状況だけど、できることをやって、みんなで先に進んで行きたいです。

ジュニア● バンドは合わさることで120%旨味が出るんだ。桃とチーズを一緒に食べるとうまいのに似てるよな(笑

京都磔磔 / 三宅伸治 真夏の夢 やっぱり 磔磔 3DAYS

前売1日券¥5,000 / 当日¥5,500 / 3日間通し券¥13,500

※入場時ドリンク代別途¥600

【ツイキャスプレミア配信】 https://twitcasting.tv/kyoto_takutaku/shopcart/14976 配信チケット¥3,000 発売中!

問 075-351-1321

◆8/7(金)OPEN 17:30 / START 18:30

<出演>3KINGS (鮎川誠、友部正人、三宅伸治)

◆8/8(土)OPEN 17:00 / START 18:00

<出演>三宅伸治&The Spoonful

ゲスト:吾妻光良

◆8/9(日)OPEN 17:00 / START 18:00

<出演>三宅伸治&The Spoonful

ゲスト:大西ユカリ

名古屋TOKUZO / 三宅伸治 真夏の夢 やっぱりTOKUZO 3DAYS

前売1日券¥5,000 / 当日¥5,500 / 3日間通し券¥13,500

問 052-733-3709

◆8/14(金) OPEN 17:30 / START 18:30

<出演>3KINGS (鮎川誠、友部正人、三宅伸治)

◆8/15(土)

OPEN 17:00 / START 18:00

<出演>三宅伸治&The Spoonful

◆8/16(日)OPEN 17:00 / START 18:00

<出演>スプーンフルvsバレーボールズ

三宅伸治&The Spoonful

バレーボールズ

[森田裕(vo)横山一明(vo.g)渡辺のりお(g)石渡岬(tp)小埜涼子(as)武山信吾(b)酒井カバ男(ds)]

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